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<ニュースリリース>「一社一村しずおか運動」として静岡県より認定

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小中学生向けの地域発イノベーター人材育成ビジネスプログラムの提供とコミュニティスクール「ジュニアビレッジ」運営を手掛けるグローカルデザインスクール株式会社(静岡県牧之原市 代表取締役社長:大竹千広)は、静岡県菊川市上倉沢地区の千框棚田をフィールドに、令和元年から菊川ジュニアビレッジ、鈴与株式会社、NPOせんがまち棚田倶楽部と協働プロジェクト「SUZUYOいいね!プロジェクト」を実施しています。本プロジェクトでは、せんがまち棚田で酒米づくりや菊川ジュニアビレッジのハーブ収穫など三者による年間通じた協働活動を展開しており、農業体験を通して耕作放棄地の解消による環境保全や関係人口創出による地域活性にも寄与しています。参加する小中学生にとっては貴重なキャリア教育の場にもなっています。コロナ禍で直接の人的交流が閉ざされる中にあっても、オンラインを通じ様々な里山との交流プログラムを実施し、活動を継続してきました。

 

この度、三者で協定書を結び、本プロジェクトが静岡県より「一社一村しずおか運動」として認定され、5月28日(土)に千框棚田で認定式が開催されました。

■認定書交付式

・日時: 令和4年5月28日(土)

・場所: 上倉沢公会堂(菊川市倉沢1121-1)

・参加者: 鈴与株式会社、グローカルデザインスクール株式会社、NPO法人せんがまち棚田倶楽

部 静岡県(農地局農地保全課、中遠農林事務所) 菊川市(菊川市長ほか)

 

 

三者協働プロジェクトを進めるにあたり、グローカルデザインスクール株式会社は中間支援組織として下記の役割を担っています。

●プロジェクトの年間企画と運営

●菊川ジュニアビレッジによるハーブ栽培と茶業活性

●小中学生のプロジェクトへの参加

●棚田の遊休地の利活用と保全

 

企業と里山をつなぎ、地域活性化と企業の社会貢献を推進する取り組みを持続可能なものへと発展させていくには、企業や里山地域双方へのメリット、参加目的や参加へのモチベーション、マンネリ化の防止など企画運営機能が重要であり、今後ますます中間支援組織の役割が高まります。グローカルデザインスクール株式会社は、ジュニアビレッジの活動を通じて企業と地域をつなぐ中間支援組織としての取り組みを強化し、産学官連携での学び場づくり、持続可能な地域づくりに貢献してまいります。

 

 

〔NPO法人せんがまち棚田倶楽部〕

菊川市上倉沢の「千框棚田」の保全活動を行い、棚田を核とした地域振興に取り組んでいます。

 

〔鈴与株式会社〕

静岡市清水区に本社を置く、創業220年の総合物流老舗企業。経営の拠り所である「共生(ともいき)」の精神のもと、2019年から「SUZUYOいいね!プロジェクト」と称して、耕作放棄地を活用した酒米育成・日本酒醸造を行う社会貢献活動に取り組んでいます。その他、ハーブ収穫支援をはじめ菊川ジュニアビレッジの農作業の応援活動を行うなど、年間を通じて継続的にイベントを実施し、地域住民や地元の小中学生と共に産学連携を進めています。

 

〔グローカルデザインスクール株式会社〕

農を通じて小中学生が学びの体験をするコミュニティスクール「菊川ジュニアビレッジ」を展開しており、子ども達は菊川の茶業を活性化しようと、倉沢で育てたハーブと菊川茶を使った農業ビジネスに取り組んでいます。

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